乾燥肌エレザード

最近の環境で多く見られるポケモンの型の中で、「攻撃技のタイプが全て、あるいは殆ど同じ」というのが少なからず存在する。その代表として挙げられるのが激流水Zゲッコウガ、毒守ギルガルドである。

どちらもシングルレート環境の上位構築に多く組み込まれており、汎用性も高いポケモンではあるが、その2体のポケモンに共通する欠点がある。それは、「簡単にタイプ受けされやすい」という事だ。

察しのいい方なら何が言いたいかはもうお分かりであろう。そう、なんと乾燥肌エレザードならばこの2体のポケモンの技を受け止める事ができるのだ。強すぎる。

 

●上記の2体に対する立ち回り

 

・激流水Zゲッコウガ

1.「激流水Zゲッコウガに対しては激流発動により突破されるが、それ以外の型なら有利なポケモン(考え中)」と激流水Zゲッコウガを対面させる。

2.激流水Zゲッコウガだと判断できた後、2回目の身代わりを貼られるタイミングでエレザードに引く。

3.身代わりを貼る。(相手は引く。引かなかったら次のターンハイボで4ぬ。悪波+身代わりは多分耐える)

4.エレザードの技を誰も受けることができずそのまま完封

 

・毒守ギルガルド

1.「ギルガルドにそこそこの打点はあるもののシャドーボール+かげうちなどで突破される毒毒を無効に出来るポケモン(特にメガメタグロス)」と毒守ギルガルドを対面させる。

2.シャドーボールのタイミングでエレザードに引く。

3.身代わりを貼って毒毒を透かす。

4.余裕の完封

 

今考えている型は以下の2つ

 

①@ノーマルZ

臆病CS

ハイパーボイス 10万ボルト 身代わり 毒毒or蛇睨み

②@水Z

控えめCS

ハイパーボイス 10万ボルト 波乗り 身代わり

 

①では、臆病ハイパーボイス+ノーマルZのダメージが

対212-110カバルドン 75〜88+144〜171

2ターンで確定で落とせる程度。

 

②では、控えめなみのりZのダメージが

対212-110カバルドン 212〜250

なんとぴったり落とせる。

 

と言うわけで、なみのりを採用するなら控えめ、なみのりを採用せず補助技を入れたいのであれば臆病といった感じ。